悲しい時は甘い香り
マジョラムの香りが甘く感じる日がまた多くなってきた。
キリッとグリーンな爽やかな印象のマジョラム。
好きな香りのひとつです。
マジョラムの香りが甘く感じる時は悲しい時らしいです。
初めてマジョラムを嗅いだ時、実は遠ーくの方に甘い香りがするなぁと思ったけど、その時は何だかんだ言わなかった。
そしたら、「悲しい時は甘く感じるのですよ。」と。
それから、しばらくは特に甘さも感じなかったけど、たまに甘さを感じることもあった。
濃厚な甘さではなく、爽やかな甘さ。
紅茶のすっきりとした甘さみたいなものを感じる。
私は、寂しいんだなと気づいた。
自分の大切な人が、ものが、世界が、いつかは消えてしまうのがわかるから、必要以上に親しくならないように、好きにならないようにしようって。
絶対も永遠もない。
変化変容するのは好きだし、得意なほう。
なんて言っている私だけど、いつか消えてしまって、その喪失感に耐えられないから、あえて変化変容ばかりしているのかな。
どうしたら良いのでしょうね。
今はひたすら自分と対話の日々。