シンプルに生きたい
こんな風に思うことが、これまでの人生でも度々ありました。
シンプルに生きるって、人によって定義は様々だし、捉え方も違ってくると思います。
いわゆるミニマリスト的な感じだったり、ナチュラルな生活していたり、もしくは文明の機器を利用して自分の望む人生や生活を最短で合理的に得ることだって、ある意味シンプルに生きているんじゃないかな。
昨日、超具合が悪くてウダウダのたうちまわるか、ひたすら寝るを繰り返して、ようやく夜から復活してきた感があり、お風呂に浸かってぼんやりと浮かんだ言葉が
シンプルに生きたい
でした。
これでも人生において取捨選択してきていて、昔に比べるとだいぶ削ぎ落としてきたつもりです。
20代の頃は本当に大変だった 笑
やりたいことはやらないと気が済まない。
周りの価値観にも振り回される。
こうあるべきという理想が自分の中にありすぎた。
結婚や出産だってするつもりだった。
でも、シンプルに生きたい〜なんて思っていたりもした。
今の自分からすると、その迷走っぷりが可愛らしくもあります。
30代になってくると、ある種の諦めや自分の本質がぼんやりと掴みかけてきた。
それでも、まだ自分以外の何者かになろうとしていた。
今回の人生で何度目かの
シンプルに生きたい
はぼんやりと出てきた割には、けっこうズシンときています。
積み重ねていくのが相当得意なタイプだから、何をするにも足していくことはスムーズに出来るし、それで結果なんか出ちゃうと喜んじゃうタイプ。
あれやこれや武装するかのように付け足していっているけど、本当に大事なものや出来事って少ないのでは。
自分がご機嫌になって、心から楽しいと思えること、かつ大事にしたいことって実は数えるほど。
好きなこと、楽しいことがあるって人生において本当に大事だと思います。
自分が満たされていなければ、良い循環は生み出せません。
あと、取り繕ったりせず、ありのままでいたいっていうのが湧き上がってのシンプルに生きたい、なのかなと思いました。
形だけ削ぎ落としていくんじゃなくて、生活様式をナチュラルにするでもなく、どんな趣味嗜好であれ、「私はこう」というのを、その時々で自由に自然に出せることがシンプルなんじゃないかなあ。
シンプルに生きるって、自分の表と裏を一致させることなんだなと、ようやく腑に落ちました。
そういう意味では、私はまだシンプルな自分に到達していないな。
自分の表と裏を分離させて生きていく方がむしろ楽かと思っていたけど、一致しないことにはシンプルから程遠いなって思いました。
そこから、始めるか。